傷 だらけ の カミーユ。 【最新刊】傷だらけのカミーユ

ピエール・ルメートル『傷だらけのカミーユ』(執筆者・橘明美)

かつての上司ル・グエンとも、部下のルイとも、恋人のアンヌとも……。 部下のルイは何かあると気付きつつも、理由は聞かずに従います。 それから、カミーユの身長は145cmほどだそうなので、日本車に乗れば、普通に足で運転できるんじゃないかな…とシリーズを読むたびに思う。 父親が殺害されて 妻子も奪われた森村誠一の棟居刑事みたいですね。 カミーユは病院に駆けつけ、アンヌとの関係を誰にも明かすことなく、事件を担当することにする。 アンヌが宝石店に向かう道で襲われたと知った、ヴェは彼女との関係を周囲に内緒にして捜査を進めるが、感情が先走って強引さが目立ち、その捜査方法で警察組織内でも追い込まれる。 出来れば、幸せなカミーユが見たかったのですが、 ちょっと残念。

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『その女アレックス』に続くカミーユ警部三部作完結篇──『傷だらけのカミーユ』

アンヌがいるのか? これ以上失望したくないと思いながら中に入りますが、そこにアンヌはいませんでした。 ミステリー好きなら この辺でも分かりかねません。 はめられたと悟るマレヴァル。 彼は売春斡旋を専門にし、刑務所に放り込まれているので、今回の事件との関係が見えません。 事情が事情だけに相棒たるルイにも明かせず、たった一人警察内部で孤立していく精神的な苦しさや、一部/二部でばら撒かれてきたカミーユの人生における葛藤/トラウマとの対決が「大層地味」に見える事件の背後に流れるテーマとなって現れてきて、完結篇らしいずっしりとした読み応えを堪能させてくれる。 そして、ナタン・モネスティエという人物と繋がります。 『その女アレックス』原題 Alex (アレックス)• アンヌが犯人の顔を覚えていたのは、事前にマレヴァルからアフネル、ラヴィッチの写真を見せられていたからです。

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【感想・ネタバレ】傷だらけのカミーユのレビュー

しかし、カミーユはアンヌをアトリエに連れてくる際に、尾行されていない自信がありました。 Posted by ブクログ 2018年06月01日 カミーユ・ヴェルーヴェン警部三部作、ここに完結。 続きはないかもしれないけれど、読みたいな。 しかし、カミーユはそれだけでは満足せず、夜までにアフネルの居場所を突き止めるようビュイッソンに引っ掛け、刑務所を後にします。 気力と体力があって、このストーリーを感情的に噛み砕くことができるコンディションのときに読むとよいのではないか、と思います。

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【感想・ネタバレ】傷だらけのカミーユのレビュー

すると、彼女は犯人のうち一人がセルビア語で話しているのを聞いていました。 最初の強盗はアフネル、マレヴァル、ラヴィッチで行い、アフネルは二人を裏切って大金を持ち出し、行方をくらましました。 強盗犯たちが仲間割れをし、 獲物を持って逃げた人物を探すために カミーユを利用しようとしたのでした。 《あらすじ》 妻イレーヌを亡くして5年経ったカミーユ警部。 本作のところどころに、別の事件、つまり別の作品が出てきて、「ああ、読みたい」と。 言葉が湯水のようにわいてくるけれど、それをコントロールすべも心得ていて、そこがかっこいいのです。

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「傷だらけのカミーユ」

なんか、時折完全に友人関係すら超えてるんだよね。 スポンサーリンク 三日目 犯人の影に怯え、退院したいと行って聞かないアンヌ。 それくらい読後感は、「疲れました」。 (自分にはそう思えた) そして、後半〜結末まで。 ただ、私もピエール・ルメートルさんの作品はこれで四冊目になりますが、 今回の「傷だらけのカミーユ」は描写的には残虐性は一番マシです。 しかし、文庫本はありがたい。 読み始めると止まらない。

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【感想・ネタバレ】傷だらけのカミーユのレビュー

アンヌという女性が二人組の強盗に殴られ瀕死の重傷を負った。 しかし、自分では無理だと判断し、警察に任せることを思い付きます。 ヴェルーヴェン警部シリーズには二つの顔があり、一つはサスペンスフルな犯罪小説、もう一つはカミーユの葛藤の物語だということができるでしょう。 意識不明で病院へ運ばれるアンヌ。 彼女を安全な場所に隠すと、カミーユは刑務所でビュイッソンと面会します。 カミーユは判事を騙し、一斉検挙の許可をとり、警察総出でパリ中からラヴィッチを探します。 だが、そんなセンチメンタリズムも良いもんじゃないか?と作者が問い掛けている気がする。

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